株式会社広報室21
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企業事件事故ファイル2002年上半期企業事件2002年上半期の企業事件の中で特筆されるのは「雪印食品牛肉偽装事件」です。 日本ハム事件など、国の狂牛病対策に便乗して、安価な輸入牛肉の在庫を、狂牛病対策該当の牛肉として国に買い上げさせ、 巨額の国家予算を詐取した一連の事件の発端になったものです。 コンプライアンス(法令順守)という用語が、企業の危機管理用語として使われ始めたのは、日本国内では、この事件が契機ではなかったかと思います。 このの事件に中に出てくる
など、コンプライアンスと企業の対応(危機管理)についての教訓が全て揃っている事件といってよいでしょう。 この事件とは直接関係がありませんが、菅野馨介(弊社代表)が、JRA(日本中央競馬会)の依頼で、JRA幹部に対して行った講演の「メモ」があります。 ご参考になれば幸甚です。
① 時代が変わった
② 特殊法人に対する国民の見方が変わった ③ 小さな不正に対する反応が変わった
④ 不正隠蔽への拒否反応が大きくなった
①これも時代とともに厳しさを増している ②特殊法人に対する当局の注目度も上がっている
③中でも認知度の高い特殊法人は今後狙い撃ちされる可能性が高い ① 地検、警察の捜査(内偵、検挙=逮捕、家宅捜索) ② 内部告発(内部での怪文書、マスコミへの告発) ③ 第三者による告発(マスコミへの告発、投書、ネットへの掲載) ④ 怪文書、世間の噂、口コミ
⑤ 情報の発信はマスコミの専売ではなくなった
① 早期発見早期治療 ② 事件、スキャンダルの真相の早期解明
③ マニュアルがおありだと思うがそれに従って体制確立 ④ 万全の再発防止対策の早期決定、発表 ⑤ 競馬法、日本競馬会法(会社の内規)に準じた厳しい処分の決定発表
⑥ 広報を中心に、真相公表、再発防止対策、処分などの金太郎飴的対応
⑦ 広報は、懇切丁寧に ① JRA担当記者は、ご存知の通り、一般紙では、運動部の競馬担当記者、レース以外の行政的な記事は農水省記者クラブの経済部か社会部記者が当たっている。彼らは事件、事故、スキャンダルは扱わない ② 事件、事故、スキャンダルを扱うのは、社会部記者、しかも、警視庁、検察庁記者クラブに所属する記者か遊軍記者(彼らは、社会部記者の中でも精鋭部隊、若く、厳しく、意欲的。言い換えればうるさく、決してあきらめない。ニクソン大統領の報道官は、事件を扱う記者に着いて「彼等は烏だ。狡猾で、執念深い、群れている時は最も危険だが、単独でも危険極まりない。」と言った。かつて私たちが政治家のスキャンダルを集中的に取り上げたときに、政治家たちは社会部紅衛兵と呼んだ) ① できるだけ速やかに事実関係を調査、公表する ② 嘘は絶対につかない ③ ごまかし、まやかしはしない ④ あいまいな答えはしない ⑤ 対策、処分は記者たちが厳しいと思うように ⑥ 被害者があればその人権などに細心の注意を払う
⑦ 失言は絶対にしない。特にトップの失言は組織全体を危機に陥れる
⑧ どんなに腹が立っても新聞記者に対して、怒りを表さない |